- 【陸上】福岡大・高島真織子 バレー仕込みの跳躍力と174cmの高身長で狙う三段跳び学生新記録 投稿日 2021年6月18日 11:31:46 (マラソン速報)
最後の跳躍で思わず顔をゆがめる
高島は4月3日の九州学連記録会で13m01(追い風0.5m)と自身初の13m台をマーク。今大会でも13m台を目指していた。1回目の跳躍はファウル。2回目に12m72(追い風0.2m)を記録し、トップに立った。ときおり追い風3mを超える風が吹き、高島はその風を受けて助走位置を前後10cm程度調整。他の選手よりやや助走が長いのは、174cmという高身長ゆえ。「ストライドが大きいので、その分、人よりちょっと長くなるんですよね」と高島は言う。
試技順が最後の8番目になってから臨んだ4回目、うまく風に乗った高島は12m83(追い風1.8m)と記録を伸ばす。いい感覚をつかんだが、5回目はファウル。そして優勝が決まった後での最後の跳躍、高島は着地するとすぐに顔をゆがめて悔しがった。記録は12m69(追い風2.8m)。スタンドから応援してくれた仲間が拍手をしてくれると、高島は笑顔で手を振った。
その最後の跳躍は、今回の跳躍の中で一番手応えがあったという。「助走でちょっとつまずいてしまって、でも持ちこたえて、なかなかいい飛び出しができたんですけど、ホップ、ステップの後のジャンプにつながらなくて、本当に悔しかったです。そこで結果を残しきれなかったことがまだまだだな」。13m01を跳んだ時も、1回目でファウルをしてしまった。今回も最初の跳躍で結果を残せず、流れをつくるのに苦労したが、当日のコンディションを考えて自分で調整する力は少しずつついてきたと感じている。
インターハイ初代女王を目指し
高島は福岡県福岡市出身。その後、兵庫県尼崎市に引っ越し、中学校までバレーボールをしていた。陸上を始めたのは市西宮高校(兵庫)に進んでから。「姉が双子で、ひとりがバレーをしてて、もうひとりが陸上をしていたんです。中学校ではバレーをやっていたから、高校では陸上をしようかなと思ったんです」と笑いながら明かす。でもそれだけではなく、中3の時に陸上部以外の選手が出られる市の体育大会で跳躍種目に出場した際、「あ、できるかな」と実感できたことも大きかった。
高校生になった時にはすでに身長が170cmあった。当初は100mHを専門にしていたが、3年生になる時に三段跳びがインターハイ種目になることが決まり、「身長も高くて跳躍力もあるからやってみないか?」と先生に言われたことで決意。試合のたびに記録を伸ばし、インターハイにつながる兵庫県大会では12m00(向かい風0.2m)と自身初となる12m台を跳び、初代女王になった。迎えたインターハイ、予選では12m09(追い風0.7m)で通過標準記録(12m10)を突破できなかったが、追加補充で決勝に進んだ。その決勝でいきなり12m58(追い風1.8m)の大ジャンプ。3位と結果を残した。
(以下ソースで)
6/13(日) 11:46配信 4years.
https://news.yahoo.co.jp/articles/61ca0cc9ff2b28916be72d3a1c6ee01dd6f40424
画像 1年生の時から出場してきた学生個人選手権で、高島は初めて優勝をつかんだ(撮影・松永早弥香)
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Source: マラソン速報